【BANDAI】HGUC Sガンダムをディテールアップ!【簡単フィニッシュ・前編】

模型

どうもSyuです(/・ω・)/

今回はこの前素組みしたHGUCのSガンダムのディテールアップをやっていきたいと思います!

大好きなガンダムの1機なので気合が入るところ(゜゜)


素組み状態はこちら↓


とりあえずキット自体は発売からすでに20年以上経過しているものなので

全体的に合わせ目が目立ち、パーツごとの色分けも簡易的なものとなっています(゜゜;)

合わせ目消しをして不足部分の色味を追加するだけでも

かなり化けそうな印象ですが、個人的に成形色の青の色味も気になるので

今回はもう少し踏み込んでプラ板によるディテールアップや

色味自体の大きな変更もしていきたいと思います!

今回の主な作業内容

  • 基本的な表面処理
  • 目立つ部分の合わせ目消し
  • プラ板を使ったディテールアップ
  • 成形色の白は活かし、残りは筆塗り部分塗装&色味の変更(主に青、赤部分)
  • デカール、ドレスアップパーツを使ったディテールアップ

製作工程


それでは加工を始めましょう!(/・ω・)/

合わせ目消し

まずは目立つ部分の合わせ目消しから始めていきます。

素組みした状態になっているのでパーツオープナーで

パーツを壊さないよう慎重にばらしていきます。


これはバックパックについてるテールスタビライザー。



ダボ穴に大きく切り込みを入れて接着する際に

しっかりとパーツに圧が伝わるようにしておきます。

Syu
Syu

後々に合わせ目消し等で

バラす予定があるなら

この作業は素組みの時点で

行っていた方が良いですね!


バラす際のパーツへの

ダメージも軽減されますし、

組み立ても余計な力が必要なくなり

楽になり一石二鳥です。

流し込みタイプの接着剤を塗布して

両サイドからしっかり圧着します!

溶けだしたプラが隙間からむにゅっとはみ出せばほぼ成功です(゜゜)


頭部パーツも合わせ目を消したいんですが

溶着してしまうとフェイスパーツのスミ入れなどやりずらくなるので

先にフェイスパーツだけスミ入れしておきます(ここは塗装しないため)

しっかりスミが乗るようにケガキ針で墨入れヶ所をケガキます。


スミ入れにはガンダムマーカーのスミ入れ<流し込みタイプ>を使います。

無塗装面専用ですが、ケガいた後に使うときれいにスミが入るので気に入っています(笑)


フェイスパーツを組み込んだら頭部も合わせ目消しします。

裏面の凹凸部分のヤスリがめんどくさそうです…w


胸部フレームパーツにも大きな合わせ目ができますが

ここは消すのも大変なのでなるべく段落ちモールド風にして

誤魔化していきます(笑)


まずこれが加工前↓


キサゲカッターを使い少しずつ合わせ目を彫っていきます。


加工後はこんな感じ。

デザインナイフでも作業できますが、

キサゲの方が安定して彫りやすいのでおススメです(^^)


上部にも合わせ目があるのでキサゲで彫ります。

首元近くは頭部を付けると見えなくなるのでこのままでもOK!


合わせ目消しをしたパーツは三日ほどこのまま置いておきます。



表面処理

合わせ目消し部分をヤスるついでに

表面のヒケや傷が目立つパーツ、塗装するパーツも

ヤスリ掛けして表面処理します。

まずは400番のヤスリでやすり掛けしていきます。


合わせ目消しをしたパーツ。

右がヤスリ掛け前、左がヤスリ掛け後。


400番のヤスリをかけたら

パーツによってこの後かけていくヤスリの番手が変わるので

塗装するパーツ、塗装しない傷やヒケの目立つパーツ、塗装しないパーツと大まかに3つに仕分けします。

塗装するパーツは600番までヤスリ掛け。

塗装しない傷、ヒケ有りは800番まで。

塗装しない傷、ヒケ無しはヤスリません。

Syu
Syu

塗装パーツは塗料の食いつきをよくする為あえて600番まで。

塗装しない傷、ヒケパーツは1000番までやってもいいんですが

今回仕上げにつや消しトップコートを使うため、

800番まででも正直気にはならないです(個人差あると思いますが…)

時短も兼ねてこのようなやり方をしてます。


今回は平らなパーツの面だしの為に

God handのFFボード アクリルを使ってみます。

固いアクリル板に好みの番手の紙やすりを張り付けて使える優れもの。


さて残りをやすっていきます。

塗装パーツは600番までやすります。


無塗装のキズありパーツは600番後、800番までヤスリ掛けしていきます。


まっ平らなパーツにはFFボードで仕上げます。

まずはヤスリスティックで表面を何度かヤスる。。。


このようにヤスリが当たっている部分とそうでない部分が出るので

FFボードを使って面だしをしていきます。

面がヨレないように慎重に削ります。


全体にヤスリが当たり、面が出るまでしっかりやすります(゜゜)


狭い隙間などにはスポンジヤスリなどを使い

全体をやすっていきます。



ヤスった後はパーツのC面があいまいになったり

丸みを帯びたりしやすいので

少しカンナ掛けをしてシャープにします。


キサゲを使い力を抜いて何度か刃を滑らせカンナ掛けします。

カンナ掛け後、加工面に軽くヤスリをかけて完了です!


これはヒザパーツ。

塗装せず、ヒケも有りませんが

胴にもエッジが甘いのでここもキサゲでカンナ掛けします!


左が加工前、右が加工後。

よく見ると右の方がC面がエッジだっています(^^)


ウイング部分にできてるパーティングラインも処理します。

キサゲはこういう所でも大活躍ですねw




ブレードアンテナの加工

HGなのでブレードアンテナの先端には安全フラッグが付いています。

ここは取ってしまった方がかっこよくなるので削り落とします。


ニッパーでパチンの方が楽ですが、万一も考えて

やすりで慎重に削っていきます。


角四本ともきれいに落とせました!

スジ彫り

胸部がのっぺりで寂しいのでスジボリを入れましょう(゜゜)

まずはシャーペンで下書きをしてスジボリのデザインを決めます。

なんとなくですが、こんな感じにしたいと思います。


使う工具はケガキ針、キサゲカッター、ラインチゼルの0.15ミリの三本。


まずはスジボリガイドテープを貼りケガキ針で筋を掘っていきます。

焦らず、力まず、慎重に…(゜゜;)


ある程度線が入ったらキサゲにチェンジします。

しっかりケガけていればもうここでガイドテープは外してOKです(゜゜)


最後にラインチゼルを走らせればスジボリ完成です。


出来上がりはこんな感じ。

まだまだうまくはいきませんが、今後少しずつ上達したいところ。。。


反対側にも同じ要領でスジボリしていきます。


足先にも新規で溝を入れます。

ディバイダーをパーツの縁にひっかけ

左右対象なるようにケガキを入れてガイドテープを張り付けます。

ディバイダーはこのように正確に距離を出したい時にかなり重宝するので

一本持っておくことをお勧めします(^^)


張り付けたガイドの縁に沿わせて

ラインチゼルの0.7ミリで溝を掘っていきます。

線がぶれないように力まず慎重に作業します(゜゜;)


なかなかいい感じに彫れたと思います!


新規のスジ彫りはこれで終了です(^^)


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プラ板加工

ショルダーアーマーの裏の空洞が気になるので

プラ板を使って空洞を埋めたいと思います。

使うのはWaveの0.8ミリのプラ板。

メモリも印刷されていて使いやすいです(゜゜)


ディバイダーで採寸してケガいた線に定規を当てがってプラ板を切り出します。


切り出したままのプラ板だとでっぱりの部分が干渉して隙間が空くので

ここもディバイダーで正確な位置をケガいて余分な部分を落として

ピッタリになるようすり合わせていきます。


完全にぴったりとはいきませんでしたが

まずまずの出来ではないでしょうか…(^^;)

固定にはまず瞬着で貼り合わせた後、

流し込みを使ってしっかりと溶着します。

(写真撮り忘れましたが、板の下にも土台になるプラ板を貼ってあります。)


胸部がスジボリだけではまださみしいので

プラ板を張り付けて情報量アップを図ります。

小さいプラ板を四枚切り出して…


このように立てて接着します。

立てる位置にラインチゼルで軽く溝を掘ってあります。


プラ板を張り付け終わったらスジボリの途中にレッドポイントを

追加したいのでラインチゼルで溝を掘ります。


ある程度彫れたら1ミリの角棒を切って溝にはめ込みます。

接着されたら少し削って高さを低くして装甲から飛び出る風のレッドチップにします(゜゜)

後編に続く

ここまでで主だった加工は終了です(/・ω・)/

パーツを洗浄後、乾燥させて乾いたら

次はいよいよ塗装に入ります!

印象が大きく変わってくる工程なので楽しみですね( `ー´)ノ


長くなってきたのでここでいったん区切り後半に続きます。

ここまでありがとうございました!(/・ω・)/

この記事の続きはこちら↓

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