後半作業行ってみたいと思います!
前編記事はこちら↓
このキットの素組みレビューはこちら↓
製作工程
塗装
それでは筆塗り塗装していきます(゜゜)
使う塗料は水性カラーアクリジョン。
塗料特有の鼻を突くような刺激臭が無いのと
塗膜がしっかりしていて剝がれにくいので
ボクのようなリビングモデラー、子育て中のモデラーには
とてもありがたい塗料です(^^)
各関節やフレーム部分を塗装します。
黒鉄色のみだと若干暗すぎる気がしたので
黒鉄色につや消しホワイトを調色しました。
調色した黒鉄色をどんどん塗っていきます。
今回黒鉄色を塗るパーツの数が多いのでなかなか大変です(゜゜)
どんどん塗るぞー(゜□゜)
黒鉄色の良いところは色が暗く濃いためか
比較的雑に塗っても筆ムラが起きにくいところ(゜゜)
色味も渋くかっこいいので大好きな色の一つです(笑)
さらにほかの色を塗るパーツもあるので
塗り終わったパーツは一旦乾かします。
今回少しこだわった青色の調色(゜゜)
パープルにベースホワイトを混ぜて
好みの紫になるように調色しました(^^)
基本は成形色が青のパーツに塗りますが
今回は青パーツだけでなく
赤いパーツも紫に変えていきます。
赤いパーツへの塗装1回目。
まだまだ下地の赤が透けて目立ちますね(^^;)
塗装2回目。
先ほどよりは色が乗ってきました(゜゜)
塗装3回目。
まだ少し透けますがかなり目立たなくなりました(゜゜)
この後もう一回薄めた塗料で塗装して完成です。
筆塗りをしているとどうしても塗る場所以外に
はみ出す部分が出てしまいますが
竹ひごや爪楊枝などではみ出した部分を少し擦るだけで
簡単にリカバリーできます(゜゜)
(擦る側が無塗装なのが前提ですが…)
面倒なマスキング無しで気軽に塗っていけるのは
筆塗りの良いところですね(^^)
グレーの調色をします。
ベースグレーのみだと少し色が濃かったので
ベースホワイトで淡くしました。
グレー部分の色分けです。
はみ出した部分は先ほどの方法で
ふき取って無塗装面との境界をはっきりさせます(゜゜)
今回の塗分けの難所になるだろうと予測していた
頭部の黄色い部分の色分け(゜゜;)
かなり気を使いましたが何とか塗れました…
こういう細かな色分けはダイソーのネールアート用の小さい筆が大活躍です(゜゜)
筆先が結構固め細かい部分の色分けには重宝してます。
¥100で8本入りなのもコスパも良い感じ(笑)
レッドチップへ塗装
胸に埋め込んだチップにも赤い色を塗っていきます。
ここはアクリジョンではなくエナメル塗料を使いました。
こうすることでアクリジョンで塗装した面に塗料がついても
エナメル溶剤を使えばはみ出したエナメル塗料だけを剝がせるのです(゜ー゜)
剥がせるとは言ってもなるべくなら
溶剤を使わないのがベストなので全神経を集中して慎重に…(゜゜;)
何とかはみ出さずに塗れました…w
赤が差し色になってかっこいい!
センサー類はホイールシールを利用
塗分けが必要な箇所として緑色のセンサー類があるんですが
ここは今回筆では塗らず、シールを使いました(゜゜)
と言っても付属のホイールシールには胸の所のセンサー1枚分しかないので
少しズル…工夫します(ーnー)
まず付属のホイールシールの余白部分を緑のマッキーで塗ります。
次に貼りたい場所の形をマスキングテープなどで転写して切り出します。
先ほど緑で塗ったホイールシールに切り出したマスキングテープを貼り
マスキングテープの形にシールを切り出せばセンサー用ホイールシール完成です(゜゜)
切り出すの少々面倒ですが、塗料を塗るよりはキラキラ感はこちらの方が上です(゜゜)
この要領で他の必要箇所のセンサーも切り出しました!
墨入れ
一通り塗装も済んだので、モールド部分にスミ入れを施します。
今回使用するのもガンダムマーカーのスミ入れペン↓
無塗装面には流し込みタイプ。
塗装面や流し込みではうまくスミが乗らない場合は極細の方を使います。
墨を入れると一気に見た目が引き締まるので好きな工程です(笑)
比較として右が墨入れ前、左が墨入れ後↓
テールスタビライザーも元からモールドが多めなので
スミ入れするとこんなに違います(^^)
モールドが彫られていない場所はケガキなどで事前になぞっておくと
きれいにスミが入っていくので、ぜひ墨入れ前になぞっていきましょう(゜゜)
ドレスアップパーツ
今回はWAVEから販売されているプラモデル用ドレスアップパーツ
H-EYESを使用してビームスマートガンのレンズをかっこよくしようと思います(゜゜)
レンズ部にはめ込めそうな大きさのパーツをあてがいます。
ほんの少しレンズが大きかったのでピタっと入るようになるまで
レンズの縁をヤスリで削っていきます。
しっかりとハマりました。
張り付けるだけで一気にかっこよくなります(゜゜)
デカール貼り
水転写デカールを貼っていきます。
付属のマーキングシールも使おうとしたのになぜか直前で紛失してしまいました…(TーT)
仕方ないので手持ちの逆シャアデカールから拝借。。。
まずはどの辺に貼るか、実際にデカール置いてみて考えます。
水につけてデカールをふやかします。
デカールが動くようになったら本体に張り付けていきます。
デカールの中に気泡が入らないように綿棒で中央から外側に向けて
コロコロと水気を取りつつ転がします(゜゜)
各部位にデカールを貼ったら残すはトップコートを吹きかけるのみです(゜□゜)
トップコート
いよいよトップコートで仕上げます(゜□゜)
今回はクレオスから販売されているプレミアムトップコートを使用してみます。
トップコートを塗布するため今一度バラバラにします。
つや消しトップコートを吹きかけるので
ツインアイや各部センサーなど
つやを消したくない所にはあらかじめマスキングをして養生します。
また関節なども塗料が付くと動きが渋くなったり、
かみ合わせが悪くなったりするので念のため養生しておきます。
さてここまでたくさんの工程を踏んで作り上げたスペリオルもいよいよ完成です!
ここまで大変だったな~…なんて考えながらトップコートを吹いていたんですが
ここで最大のトラブル発生です(゜゜;)
トラブル発生!パーツ表面が真っ白に…
なんということでしょう、ほぼすべてのパーツが粉を吹いたように
見事に白化してしまいました…(TーT)
ああ、ここまでの苦労が…
張り付けたデカールもすっかり境目が見えてます…
トップコートが白化する原因として考えられるのは
- トップコートの吹きかけすぎ(厚塗りしすぎ)
- 攪拌が足りていない
- 周辺の湿度が高い
などですが
今回の場合は攪拌が足りていなかったのが一番怪しいところですね(^^;)
クレオスさんのプレミアムトップコートの使用方法の公式動画を見ると
缶は縦に振るのではなく、円を描くように横に振る
のが正しいスプレー缶の攪拌方法のようです。
さらにネットでも最低でも1分以上、できれば3分は振って攪拌する
という意見もありました。
攪拌が足りないと霧状ではなくダマになった液が噴き出すので
このようなまだらな白化が起きるみたいです。
リカバリーを試みる
悲しんでいても白化は消えないのでネットでリカバリー方法を探ります(TーT)
この言う場合のリカバリー方法は
- 水性ホビーカラー薄め液でトップコートをふき取る
- 全体にヤスリ掛けをして塗装からやり直す
- 光沢トップコートを吹いて白化部分を溶かす
等があるようです。
水性ホビーカラー薄め液で溶かす方法は下地が水性塗料の場合
下地ごと持っていかれるようなので今回のように
水性塗料のアクリジョンを使った塗装では使えなさそうです。
全体ヤスリ掛けをして塗装からやり直しは
一番確実できれいに仕上がる可能性はありますが、
メンタル的にきついのとデカールも剥がれ落ちるのでこれも避けたいところ。
残る方法は光沢トップコートを吹いて白化を溶かすというもの。
ネットで見ると完全には白化は消えなさそうですが
今回はこの方法にかけてみましょう(゜゜)
リカバリーの結果
吹きかけるときに特に意識したのは
- 吹付距離を20cm程度に保つ
- スプレー缶を常に動かしながら吹きかける
- 一気に吹きかけない(厚塗りしない)
ということ。
こうして光沢トップコートを終えたパーツがこちら↓
最初の状態に比べればかなりいいんじゃないでしょうか!(゜□゜)
よく見ると白化の跡は残ってしまっていますが
ここまで来れれば現状では上々かと思います(^^;)
光沢トップコートが乾いたら今一度意識することに注意して
つや消しトップコートを吹き付けていきます!
完成
ということで何とかSガンダムディテールアップ完了です!(゜□゜)
前方
左
右
後方
製作前後比較
ポージング
ビームサーベル構え
Sガンダム、出撃!
ビームスマートガン構え
アップ
今回の反省と教訓
今回のSガンダムは前回ディテールアップしたアレックスに比べて
かなり時間がかかってしまいました(゜゜;)
技術が足らずに思ったようにはいかないことが多かった今回の制作ですが
大きい失敗、小さい失敗含め色々経験することができたので
結果的には今回も良い感じになったんじゃないかなと思います。
トップコートの失敗は正直心折れそうなくらいたいへんでしたが(笑)
投げ出さずに最後まで完成させられて良かったです(^^)
逃げれば一つ、進めば二つ手に入るって
どこかの可愛い娘が言ってた気もしますし
今後も失敗しても逃げずに頑張ります(笑)
次回ディテールアップするのはHG GP01かHG Zガンダムあたりにしようかと思ってます。
Twitterでも進捗は発信していくので見ていてくれたらうれしいです。
ここまでお付き合いありがとうございました!
ではまた(^^)/~~~
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