![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC00334-1024x768.jpg)
どうもSyuです。
前編に引続きメビウスゼロの制作をしていきたいと思います。
今回で”筆塗り部分塗装”と”墨入れ”を行い
メビウスゼロを完成させます(><)
前編はこちら↓
前編で塗装の下準備まで
終わっているので
いよいよ塗装をしていきます。
塗装作業
用意した道具
今回塗装するために用意したものはこちら
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0900-1024x576.jpg)
- 塗料(水性カラーアクリジョン)
- アクリジョン専用ツールクリーナー
- 面相筆
- 調色スティック
- 塗装皿
- 塗装棒
- スポイト
- マスキングテープ
- ウェス
- 猫の爪とぎ
- クリップ
- 綿棒
- 爪楊枝
塗装棒、クリップにパーツをセット
前編で洗って乾燥させたパーツを
塗装棒とクリップに挟んで
塗る色ごとにざっくり分けていきます。
クリップに挟む小さいパーツや
形状の関係でどうしても
表面を挟まなければならない物は
傷防止の意味で
マスキングテープで保護しました。
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0692-1024x576.jpg)
ちなみに塗装棒を刺している土台は
猫の爪研ぎを2つに切ったものです( ̄ー ̄)
専用の塗装台みたいな物も
お店に行けば売ってますが
少し高いので・・・(;´Д`)
筆塗り部分塗装
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0693-1024x576.jpg)
いよいよパーツに塗装していきます。
できる限りパッケージのメビウスゼロの
イメージですすめていきます。
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/03/KIMG0646-576x1024.jpg)
塗料については色々種類があったので調べたんですが、
そのなかで選んだボクが塗料はこの水性カラーアクリジョンという塗料
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0901-1024x576.jpg)
この水性カラーアクリジョンは
塗料特有の臭いも少なく、
塗料中の水分のみが気化して
固まる塗料なので安全性も高く、
小さい子供のいるボクにはぴったりでした。
しかも作業できるのがリビングなので
変な臭いも出せませんからね(^^;)
ちなみに今回使う色はこちら↓
- 黒鉄色
- ホワイト(艶消し)
- ニュートラルグレー
- ブルー
- イエロー
あ、ちなみに今回もやらかしました。
アクリジョンだと思って買ってきたイエローが
実は水性ホビーカラーでした(´;ω;`)
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0902-1024x576.jpg)
アクリジョンの棚に並んでたからまんまと騙されたぜ。。。
まぁ、ちゃんと確認しなかったボクが悪いんだけどね←
せっかくなんで水性ホビーカラーの臭いも確認してみたら
鼻をつくような独特の臭いがしました。
ボクはリビングモデラー&子育て世帯なので
これなら刺激臭の少ないアクリジョンの方がいいかなー
今度イエロー買いなおそう(;´Д`)
黒鉄色
まずは黒鉄色から塗っていきます。
ビンの中で塗料が分離しているので
調色スティックでよくかき混ぜます。
底の方で沈殿して固まった成分を
しっかり攪拌させます。
ただし、ビンがちいさいので
こぼさないように注意!
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0707-1024x576.jpg)
希釈については
試しに希釈無しで
使い捨てスプーンを塗ってみましたが、
そこまで塗料の伸びは気にもならなかったので
希釈無しで塗ってみます。
いきなり大きいパーツは怖いので
まず始めにバーニアを塗ってみました。
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0709-1024x576.jpg)
一回目の塗りなので元のパーツの色が透けてます…
とりあえずは塗り重ねて様子見です。
時折塗った塗料が
モールド部分に溜まってしまうので
その都度、よく塗料をきった筆を
モールドに押し当てて
溜まった塗料を吸い上げてました(笑)
一度塗り終了
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0708-1024x576.jpg)
二度目は30分ほど開けて塗装を行いました。
二度塗り後
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0710-1024x576.jpg)
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0713-1024x576.jpg)
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0712-1024x576.jpg)
先程は透けていた元のパーツ色も
きちんと消えました(^^)
残りのグレーとホワイトの塗装も進めていきます。
グレー
ボディ部分はニュートラルグレーで塗ってみました。
黒鉄色以上に元のパーツ色が透けてしまうので
何度か重ねて塗る必要がありました。
一度塗り
ムラがあり所々オレンジが見えてます。。。
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0714-1024x576.jpg)
三度ほど重ねた状態
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0716-1024x576.jpg)
気泡が残ってしまいましたが
パーツの色は隠せました。
端の部分がまだ透けてますが、
ここはガンバレルで隠れるので
気にしないことにします(笑)
グレーはガンバレルの細かい部分や
コックピットハッチも色分けねばなりませんでした。
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0715-1024x576.jpg)
艶消しホワイト
艶消しホワイトはガンバレル4基や機首部分などにも使います。
そして今回の塗装でもっとも苦労した色です。
最初は希釈せず塗ってましたが、
思った以上に粘りがあり
かなりの筆ムラができてしまいました・・・
参考までにメビウスゼロの機首部分↓
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0742-1024x576.jpg)
よく見ると筆の後がついて表面がボコボコになっています(´;ω;`)
下の方も流れた塗料が溜まって固まっています……
致し方ない……
やり直し(T◇T)くメンドクセー
一度パーツクリーナーで塗装を落とし
塗料を水で希釈して再塗装へ
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0749-1024x576.jpg)
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0760-1024x576.jpg)
完全に塗装を落としました。
今一度挑戦です(;´・ω・)
試しに塗料2:水1の割合で希釈したところ、
シャバシャバすぎたので
塗料3:水1の割合にしました。
今度は濃すぎず、薄すぎず。
配分が難しいです(;´Д`)
また塗り方も撫でるように塗るのではなく
今度は塗料を置いていくようなイメージで塗ってみました。
これはyoutubeで筆塗メインでやってる方も言っていたので
そんなに間違ってはいないはず…!
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0765-1024x576.jpg)
これが良かったのか
写真だとわかりずらいですが、
先ほどよりかは筆ムラが抑えられました(-_-;)
今度はガンバレルの塗装へ。
塗装面も大きく、
4基あるのでなかなか大変です。
塗装をしたガンバレルを側面から見た所。
突起部分にまでホワイトがかかってます。
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0809-1024x576.jpg)
ここは爪楊枝にパーツクリーナーを付けて
余分な塗料をこすり取ります。
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0814-1024x576.jpg)
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0836-576x1024.jpg)
さっきと同じ部分の上の突起を
処理したところ。
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0838-1024x576.jpg)
突起と曲面の堺がはっきりしました。
表面もホワイトがしみだしているので
パーツクリーナー付の綿棒で掃除しときます。
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0772-1024x576.jpg)
残りの細かい塗装
コックピット周辺の目(?)のような模様と
カメラのような部分を塗っていきます。
先にイエローを塗って
乾いてからグレーで色分けしました。
目を塗ったことでSEED作中で呼ばれていた”エンデュミオンの鷹”らしく
鳥のような見た目になりました(笑)
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0871-1024x576.jpg)
カメラ部分はスカイブルーで塗装しました。
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0899-1024x576.jpg)
希釈無しだとこの大きさで塗るのは難しかったので
塗料3:水1程度に希釈しています。
塗装が乾いたら今度はスミ入れを行っていきます。
スミ入れ
用意した道具
今回スミ入れには二つの墨入れマーカーを用意しました。
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0874-1024x576.jpg)
- 素組み専用流し込みタイプ(油性)
- ふき取り式筆ペンタイプ(水性)
それぞれの特徴について触れておくと
素組み専用流し込みタイプは文字通り、
無塗装面のみ使用できる墨入れマーカーです。
モールド部分にペン先を押し当てると、
表面張力を利用してスミがスッと入っていきます。
はみ出してしまったインクは
乾いた後に消しゴムで擦ると消すことができます。
モールドに押し当てるだけなので
とても楽ですが、塗装面に使用してしまうと
インクの成分が塗装を侵食して塗面を壊してしまうので
注意が必要です。
ふき取り式筆ペンタイプは
塗装面でも侵食することなく墨入れをすることができます。
こちらはモールドに沿って筆を入れ
はみ出たインクをティッシュやウェスでふき取り
墨入れをしていきます。
今回は主に塗装面や流し込みだと
うまく流れていかなかった所で使用しました。
小さなモールドには流し込みタイプが大活躍
メビウスゼロにはこのような小さなモールドが
そこそこあるんですが
ここは流し込みタイプがとても楽でした。
チョンと触るだけでしっかりインクが溝に溜まります。
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0865-scaled-e1650466713373-1024x576.jpg)
モールドにチョンと置くだけ
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0866-scaled-e1650466739989-1024x576.jpg)
はみ出たところは消しゴムでなぞればOK
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0867-1024x576.jpg)
塗装面につながる部分は筆ペンタイプで
無塗装面でもモールドが塗装面に繋がる部分は
念を入れて筆ペンタイプで墨入れしました。
流し込みタイプだと流れ込む量のコントロールが難しいので
塗装面に誤って流れ込むのを防ぐためです。
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0863-scaled-e1650466526902-1024x576.jpg)
スミ入れ後はトップコート
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0903-1024x576.jpg)
全ての塗装とスミ入れが終わった後は
トップコートで仕上げをしました。
雨が続いていて湿気が心配でしたが、
白被りすることもなく
いい感じにプラスチックの光沢も消え
とりあえず一安心(笑)
ついに完成
メビウスゼロ、ついに完成しました(>O<)
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0876-1024x576.jpg)
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0877-1024x576.jpg)
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0878-scaled-e1650469579839-1024x576.jpg)
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0879-1024x576.jpg)
娘ちゃんの夜の寝かしつけ等で
何度も夜中作業中断しながらだったので
完成まで1週間以上かかりましたが、
頑張って良かったー( `ー´)ノ
せっかくなんでEG ストライクガンダムとも
ツーショット(ストライク角折れてるけど気にしないでー)
![](https://beyond-the-frontier-01.com/wp-content/uploads/2022/04/KIMG0904-1024x576.jpg)
同じ1/114スケールだけど
こうしてみるとメビウスゼロ意外とデカいんだな(笑)
今回の反省と教訓
今回初めて合わせ目消し、部分塗装、スミ入れとやってみましたが
いかがでしたでしょうか?(;´Д`)
トラブルも多々ありましたが、
何とか完成にまでこぎつけたので
ボク的には一安心でした。。。
今回のメビウスゼロ製作では失敗から学べたことも多いので
これらの失敗は、次の製作にしっかり活かしていきたいです。
また今回使った水性カラーアクリジョンの臭いの少なさには驚きました。
リビングモデラー&子育て世帯のボクにはアクリジョン一択でいいかもしれませんね。
今後も愛用していきたい塗料です(゜゜)
今回得た教訓とは反省
- 合わせ目消しは接着剤を多めに使う(プラをしっかり溶かす)
- 塗料の希釈は塗料3:水1をベースに調整(ここは今後も要調整)
- 塗装面に発生する気泡はよく潰す(塗面が乾き始める前に)
- 重ね塗り間隔はもう少し開ける(できれば1時間以上)
それではお付き合いありがとうございました。
また次回、ではでは( ^^)/~~~
前編の記事はこちら↓
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