どうもSyuです(゜゜)
まだまだ最近生まれた長男坊の夜泣きに苦しめられる日々ですが
なんとか生きてます(笑)
眠い…
ひたすらに眠い…zzz
眠いといえば先日、たまに行く某中古販売店に立ちよった際
どこぞで誰かの積みプラとして眠っていたのであろうガンプラに遭遇してしまい
値段も定価ほどだったので思わず購入してしまいました(゜゜;)
それがこちら↓
商品名 HGUC RX-78 AN-01 トリスタン
発売日 2017年6月10日
メーカー小売希望価格 ¥1,650(税込)
パッケージめっちゃかっこいい(笑)
知らない方のために説明しますと
このトリスタンは「ガンダムUC」の数カ月後を描いた
「Twilight AXIS(トワイライトアクシズ)」という作品に登場するMSで
なんとOVA「ポケットの中の戦争」に登場したガンダム
NT-1アレックスの改修機です。
作中では「ガンダムF91」にてクロスボーン・バンガードを率いていた
ブッホ・コンツェルンの前身、
ブッホ・ジャンク社の私兵部隊「バーナム」のMSとして
主人公サイドを脅かす敵MSとして登場しています。
1年戦争当時の機体を改修機とはいえ
16年後の時代に使ってるって何気にすごくないですか?
…まぁそれ言ったらジムⅢとか個体によっては
同じようなものですが…(笑)
ただこのトリスタン、ガンプラの出来としてはなかなか不評でして
ネットでも「関節が動かない」「パーツの色分けが微妙」等、
酷評を受けている悲しいキットでもあります(TーT)
今回はその辺も実際どんなものなのか
検証も含め、トリスタン作っていきたいと思います(゜゜)
このMSに関連する機体の記事はこちら↓
HGUCシリーズとは?
HGUC(ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー)とは
機動戦士ガンダムシリーズの内
「宇宙世紀(UC)」を舞台とする作品に登場するモビルスーツ(MS)を
1/144スケールでキット化しているガンプラシリーズです。
1/100スケールのMG(マスターグレード)のガンプラよりも
ディテールや各部位の作りが簡素になっており
MGシリーズよりも全体的に組み立てやすくなっています。
キット内容
ランナーは全部で7枚。
取扱説明書と付属シールが1枚入ってます。
前述と通りトリスタンはアレックスの改修機という設定の為か
アレックスで使用されているランナーが
そのまま流用されていたりします。
アレックスがもう20年近く前のキットなので
それをそのまま使用しているという点が
パーツでの色割けが微妙になってしまう要因の一つですね(^^;)
製作工程
なにはともあれ組み立てていきましょう!
胸部
まずは胸部から。
コックピットハッチ付けちゃうので隠れてしまいますが
設定通り、ちゃんと全周囲モニターのコックピットが再現されています(゜゜)
首の関節、排気口、コックピットハッチを付けます。
これで胸部は完成です!
この辺はベース機のアレックスと
そこまで差異は無いように思えます。
頭部
次に頭部を組み立てます。
ツインアイカメラのシールをペタリ。
この作業すっごい苦手です(笑)
全部EG形式にしてくれればいいのに←
残りの頭部パーツを組んでいきます。
「ポケ戦」劇中でアレックスの頭部は完全に破壊されているので
ここは新規に作り直されており
顔つきはアレックスと全く別物になっていますね。
なかなかの悪人面(笑)
頭部はこれで完成です。
腕部
腕を組み立てていきます。
設定ではビームガトリングが(アレックスは実弾)内蔵されていた部分です。
二の腕、肩関節、手首をそれぞれ取り付けます。
この辺りはアレックスとの差異はあまりなさそうです。
ショルダーアーマーを組みます。
2パーツのみのモナカ構造。
写真では個別に組んでますが
構造上、腕部を先に胸部へ取り付けてから
ショルダーアーマーパーツを前後から挟み込むように付けた方が
簡単かつしっかり取付できます(゜゜)
腕部はこれにて完成です
バックパック
バックパックを組み立てます。
こちらはアレックスのそれと違い
ガンダムMk-Ⅱのようなタイプの物に変更されています。
バックパックはこれで完成です(゜゜)
完全に余談ですが
Mk-ⅡやジムⅢなどの
サーベルラックが飛び出してるタイプの
バックパック好きです(笑)
腰部
腰部を組み立てます。
左右のサイドアーマーは先に付けると
足が付けれなくなるので、
足を付けた後で組みたてましょう。
サイドアーマー無しですが
とりあえず腰部完成です。
股間部の連邦マークはアレックスと違い
無くなっていますね。
脚部
脚部を組み立てていきます。
まずは足首。
次に脛の部分を作ります。
ここは少々パーツ数多いですね。
太もも部分を作っていきます。
作りとしてはシンプルなモナカ構造となっています。
全ての脚部パーツを合体させます。
これで脚部も完成です!
武器
最後に武器関連を組み立てます。
まずはビームライフル。
本来の設定色だと上部は青色ですが
なんとこれは白一色となっています(゜゜;)
一応、専用の握り手が付きます。
次にシールドです。
色合いはアレックスの物に似ていますが
形状は全く別物になっています。
ビームサーベルはアレックスでは
柄と刃の部分が一体成形でしたが
トリスタンではちゃんと刃の部分がクリアパーツで
表現されています。
各パーツ完成しましたので
組み立ててみましょう!
完成
トリスタン完成しました!
前
右
左
後ろ
アップ
付属品
付属品は
- シールド
- ビームライフル
- ライフル用握り手
- ビームサーベル用ビームエフェクト×2
余剰パーツ
余剰パーツはアレックス関連の物がけっこう出ます。
ライフルにいたってはそっくりまるごと余るので
なんとトリスタンにそのまま装備させることもできます(笑)
またアレックスの特徴でもある
腕部ガトリングもパーツ自体はありますが
パーツの形状が若干違うため
無加工では取付できません。
アクションベース使用
別売りのアクションベース5を使用してみます。
トリスタンはアクションベース用の受けが設置されていないので
付属の”股間止め用7ミリ”を使います。
やはり関節の可動域がもう少しほしいところ(笑)
可動域
各関節の可動域を見てみましょう。
首の可動域
首については意外と可動範囲が大きく
ここまで上下でできます。
また左右も360°回転することができます。
腕の可動域
腕は可動域は狭く、
最大でもここまでしか上がりません。
肩を回すことで真上までは動かすことができます。
肘は約90°まで曲がります。
二の腕部分も軸接続になっているので
360°回すことができます。
腰の可動域
腰については干渉部分が多く、
ほとんど動かない状態です。
足の可動域
足はフロントスカートの干渉で
ここまでしか上がりません。
膝は約90°ほどまでは曲げることができます。
足は左右にここまで開きます。
足首は前にはほとんど動きませんが
後ろには結構曲げられます。
このキットの良かった所
パーツ数少なめで組みやすい
HGUCということでシリーズ的にもパーツはそれほど多くはないですが
トリスタン自体もシンプルなガンダムタイプということで
数として少なめのなかなか組みやすいパーツ数でまとまっています。
余剰パーツの多さには少し困惑しますが
アレックスのライフルはそのまま装備もできますし、
ポリキャップや頭部アンテナなど改造にも役立ちそうなパーツが
多く余るのでとりあえず取っておいて損はないでしょう(笑)
ボクは特にキットの改造等はしてないんですが
ここまで余剰パーツが多いと
なんだかちょっと得した気分ですね(笑)
アレックスからの流れを感じる良デザイン
頭部形状や胸部の形状など違う部分もありますが
改修元の機体であるNT-1 アレックスからの流れを感じるデザインで
個人的には気に入っています(^^)
新規造形でなくアレックスのキットランナーを
そのまま使用もしているのでその辺もアレックスぽさを感じる
大きな要因でしょう。
アレックスよりもかなり悪人面になっていますが(笑)
このキットの気になった所
パーツ成形色での色分けが微妙
元となっているアレックスがもう20年前のキットで
必然的にパーツでの色分けもその時期基準なため
色分けはかなりラフになっています(゜゜;)
個人的にはライフルの色が真っ白なのが衝撃的でした(笑)
基本的にはシールによる補填も少ないので塗装推奨なキットとなります。
関節の可動域が狭い
ネットでの評価を見るとさんざん言われていますが
関節の可動はお世辞にも広いとは言えません。
脚部関節があまり曲がらないのも気になりますが
腰部が干渉の為、1ミリも動かないのが
なんとも残念なところです。
近年発売のキットならもっと関節まわりは
もっと動くのが普通なので
2017年発売のキットの割には
関節まわりは残念な仕上がりと言えるでしょう。
半面、首の可動域はかなり広いです。
これを利用して大げさ気味に下を向かせると
正面から見たとき、かなり眼光が鋭くみえて
厳つくなるのでここは気に入ってます(笑)
まとめ
最後に良かった点、気になった点をまとめます。
良かった所
- パーツ数少なめで組みやすい
- アレックスからの流れを感じる良デザイン
気になった所
- パーツ成形色での色分けが微妙
- 関節の可動域が狭い
ネット上でさんざん言われている関節の可動域ですが
ボクは飾る際、基本定期には仁王立ち姿勢を取らせるので
そこまでデメリットには感じませんでした。
アクションベースなどを利用してガシガシポーズを取らせる方には
確かにこの可動域では物足りないかもしれませんが…(^^;)
どちらかと言えばパーツごとの色分けが
されていない部分が多くそちらの方が
個人的にはデメリットと感じました(゜゜)
せめてライフルなど大きく目立つ部分だけでも
シール補填くらいは欲しかったです(TーT)
まぁ、せっかくここまで色々と色分け必要箇所があるなら
逆に塗装の練習と割り切って塗装に挑戦するのも良いかもしれませんね。
デザインは悪役面で厳つくかっこいいですからね(^^)
個人的にはデザイン結構気に入ってるので
近々部分塗装も頑張ってみたいと思います(゜゜)
それではまた(^^)/~~~
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