どうもSyuです(゜゜)
今回レビューするのはこちらのプラモデル↓
商品名 HGUC MSA-0011 Sガンダム
発売日 2001年9月
メーカー小売希望価格 ¥1,980(税込)
ガンダムセンチネルに登場する可変型MS「S(スペリオル)ガンダム」です!
SDガンダム G ジェネレーションFにて存在を知って以降、
個人的にお気に入りのガンダムの一つです(゜゜)
簡単にSガンダムについて説明すると
グリプス戦役末期、ティターンズからエゥーゴ側に傾きつつある地球連邦を良しとせず
武装決起を起こした戦術教導団「ニューディサイズ」
それを鎮圧すべく編成されたα任務艦隊の旗艦「ペガサスⅢ」に配備された試作MSです。
人工知能「ALICE」を搭載し
劇中ではパイロットのリョウ・ルーツの操作を遮断して
自立して戦闘を行い、リョウではかなわないような強敵を撃破するなどの
様々な活躍をしました(゜゜)
またガンプラとしては
Sガンダム本体はもちろん
追加パーツを装備して火力を強化した「Ex-s(イクスェス)ガンダム」
さらに大規模なオプションを施した「ディープストライカー」なども
HGやMGのラインナップとして生産されていて
立体化にも恵まれている人気機体でもあります。
若い頃にMGのSガンダムを作ったことがあり
今回、懐かしさもあり購入してしまいました。
このMSの関連機体はこちら↓
HGUCシリーズとは?
HGUC(ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー)とは
機動戦士ガンダムシリーズの内
「宇宙世紀(UC)」を舞台とする作品に登場するモビルスーツ(MS)を
1/144スケールでキット化しているガンプラシリーズです。
1/100スケールのMG(マスターグレード)のガンプラよりも
ディテールや各部位の作りが簡素になっており
MGシリーズよりも全体的に組み立てやすくなっています。
キット内容
ランナーは全部で8枚。
組み立て説明書とシールが2枚付属します。
キット自体の設計が古いので
パーツ分割による色分けは最新のHGと比べると
やはりどうしても見劣りしてしまいますね(^^;)
製作工程
それでは組み立てていきましょう!
腕部
まずはでっかいショルダーアーマーの特徴的な
腕部から組み立てます。
肩大きいですね(笑)
色合いはZやZZの親戚(?)だけあって似ています(^^)
肩に付ける装飾を作ります。
この羽のようなパーツは引き出せるギミックがあります。
肘を作ります。
ポリキャップを挟み込むタイプのモナカ構造。
手首と二の腕パーツを追加し
腕部全体を組み立てていきます。
がっしりとした腕部の完成です!
脚部
次に脚部を作ります。
少し変わった形をした太ももパーツで
ポリキャップをモナカします(ーー)
スネを組み立てます。
装甲や装飾を追加していきます。
膝から飛び出るとがったパーツがオシャレです(笑)
足のパーツを組み立てます。
Z系らしく足は細長くとがった形状。
ここまでに作った太もも、スネ、足を組み合わせます。
脚部はこれで完成です!
頭部
頭部を組み立てます。
ディテールは細かいですが
額のセンサーや頬のダクト(?)等
色分けは不足気味なのでできれば塗装で補いたいところ(^^;)
胸部
胸部を組み立てます。
まずはベースとなる部分を作ります。
ベースに装甲と肩関節を追加します。
あとはコクピットハッチやダクト等の
装飾を組み上げれば胸部は完成です(゜゜)
腰部
次に腰部を組み立てます。
腰部はフロントアーマーの無い
非常にシンプルな作りになっています。
バックパック
バックパックを組み立てます。
まずはバーニアから。
次にスタビレーターとビームカノンの砲身を取り付けます。
武器
付属の武器を組み立てていきます。
まずはビームスマートガンから。
次に腰部ビームキャノンを作ります。
とてもシンプルなモナカ構造。
おまけ程度ですがこのキットにはGコアも付属します。
パーツ単位の色分けはほぼ皆無なので
設定色に近づけるなら塗装は必須ですね(^^;)
全てのパーツが揃ったので全体を組み立てていきます!
完成!
”なめんじゃ無ぇ!オレの方が上なんだよ!”
前
右
左
後ろ
ポージングの一例
可動域
各可動域をチェックしていきます。
首の可動域
首の上下方向はパーツ干渉のため
なんと動かすことができません(・・;)
左右方向には干渉はありますが
少しだけ動かすことができます。
腕の可動域
腕は水平状態から
約90°ほどまで曲げることができます。
二の腕の根本には軸があるので
360°回転させることができます。
横方向にはここまで上げることができます。
肩関節を回転させると真上まで腕をあげられます。
肩関節は前後する仕組みになっていて
前後にこの程度まで動かすことが可能です。
腰の可動域
腰の可動はパーツが干渉するため
動かすことができません…(゜゜;)
足の可動域
足の可動域です。
若干の干渉がありますが、真上にここまで上がります。
膝関節は水平状態から90°ほど曲げることができます。
真後ろにはフロントアーマーの干渉がある為
ほぼ動かすことができません(・・;)
左右方向にはビームカノンの干渉がある為、
この程度までしか広げることができません。
武装類の可動域
肩部についているウイングも
若干ですが伸ばすことができます。
またZ系MSの特徴でもあるスタビライザーも大きく可動するようです。
このキットの良かった所
全長は大きめで迫力がある
HGのサイズでもSガンダムは大きめのMSなので
実際組んでみるとまっしぶな上半身なども相まって
そこそこの大きさになり迫力があります(゜゜)
またバックパックのスタビライザーやビームカノン、
ウイングなども大きく動かすことができるので
迫力あるポージングに一役買ってくれます(^^)
パーツ点数はそこまで多くなく組み立てやすい
Sガンダムは大きさこそありますが、
パーツ点数はそれほど多くはなく
組み立てるのはそこまで難しくはありません。
各部位の構造もMGなどと違い、
内部フレームや変形機構などないため
ポリキャップを挟み込むだけの
シンプルなモナカ構造になっているパーツが多いです(゜゜)
そのため初心者だとしても比較的組みやすいキットかと思います。
このキットの気になった所
変形機構はオミットされている
Sガンダムは本来ならZやZZのように
変形機構があるMSなのですが
HGということもあってか変形はオミットされています(。。)
費用の面や設計の複雑化を避けるためにも
この辺はいたしかたないのかもしれません。
MGであれば変形機構もしっかりついているので
変形も楽しみたいならMGの方がおすすめです。
色分けや関節可動域は不足気味
このキットは発売から20年近く経つキットなので
近年のHGと比較すると
やはり関節の可動域がとても狭いです。。。
比較的初期のHGUCナンバーになるので
ビームサーベルエフェクトなどにも
クリアパーツは使われておらず
サーベル収納機能も有りません(本来設定なら膝パーツに収納)
また細かい部分の色分けも控えめになっていて
ホイールシールも最低限の部位の補填にとどまる為、
設定色に近づけるには細かく部分塗装をする必要があります。
まとめ
最後にSガンダムの良かった所と気になった所をまとめて終わりたいと思います。
良かった所
- 全長が大きめで迫力がある
- パーツ点数はそこまで多くなく組み立てやすい
気になった所
- 変形機構はオミットされている
- 色分けや関節可動域は不足気味
今回はSガンダムのレビューをさせていただきました。
古いキットゆえにパーツ単位での色分けや
各関節の可動域が狭いなど現行のHGと比べると
若干物足りない部分もありますが、
キット自体のプロポーションは非常に良いため
部分塗装や墨入れをするだけでも
かなりかっこよくなりそうです(^^)
変形機構がオミットされているのは少々残念ですが
その分キットの作りはシンプルになっているので
初心者でも作りやすいキットなのではないかと思いました。
個人的にも大好きな機体の一つなので
時間のある時にでもじっくり手を加えて
自分好みにかっこよくしていきたいと思います。
では今回はこの辺で(^^)/~~~
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